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連結財務諸表

【連結財務諸表】れんけつざいむしょひょう
親会社を頂点とする企業グループ全体の業績をまとめた決算書。
子会社の業績のよしあしが、単独決算では反映されないため、上場企業などは、開示を義務付けられている。

11月は、3月決算の会社が、一年の中間時点(4月-9月)における業績発表を相次いで行います。

日経新聞を見ると、連日、どの会社が儲かって、どの会社が損をしているか、上場企業の決算発表に関する話題で賑わっています。

なお、現在の会計制度にあって、ソニーや松下や日立などの上場企業が発表する決算数値は、すべて連結決算ベースが基本となっています。

もちろん、親会社(グループの親玉ですね)の単独決算も行っていますが、いまや、ディスクロージャーといえば、大企業では連結決算が常識です。

理由はかんたん。子会社を利用した親会社の意図的な業績操作をさせないことと、子会社の利益・損失が親会社に与える影響を開示することで、企業全体の業績のよしあしを判断する必要があるからです。

ちなみに、子会社とは親会社から支配されている会社のことをいいます。

もっともわかりやすい「支配」の基準は、子会社の発行済み株式の過半数を所有し、株主総会での議決権を半分超で握っていることです。

だから、「特定の会社の株を買占める」と、その会社の支配権を高めることができるわけですね!これは、M&Aの一つの手法です。

合併という面倒な手続をとらなくても、その会社の株の過半数を押さえれば、合併とほぼ同様の効果が得られるのです。

このように、持ち株関係などで、支配している会社の決算書も、親会社の決算書に合算し、調整したものを、連結財務諸表というわけです。



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