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ケタミン

ケタミンとは、患者の血圧低下がなく呼吸が止まりにくい特性をもつ麻酔薬のこと。
筋肉注射が可能で、静脈注射を行いにくい動物用として使用されてきた。また麻酔銃にも使われていた。
人が使用すると幻覚作用があり、若者に乱用されたため、厚生労働省により2007年に麻薬として指定された。
麻酔薬は呼吸の抑制作用があるが、ケタミンは適量の使用で呼吸抑制作用が弱く、患者が自発呼吸を行うことが可能なことと、血圧を下げることがないこと、また1回の注射で全身に麻酔効果があるため、災害医療現場でも使われていた。
しかし、麻薬指定されてしまったことから相手国の輸入許可証明書を持つ輸出業者が厚生労働省に輸出許可をもらうことでしかしか日本国外にケタミンを持ち出すことができなくなった。
2010年1月のハイチ地震の時に「国際協力機構」(JICA)が医療チームを派遣したが、麻薬取締法の規制に阻まれ、ケタミンを日本から持ち出せなかったため、医療行為に支障が出た。
このような事態を受けてJICAはは2010年2月から外務省も交えて厚労省と実務者レベルの協議を行っている。



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