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救急車の有料化

救急車は、2015年6月現在公共サービスとして無償で提供されているが、救急車の利用を有料化しようという議論が出ている。
近年、深刻な症状でもないのに救急車を気軽する人が増えている。その理由として、無料で来てくれるのでタクシー代わりに使う、救急搬送されると待ち時間なく医師に診察してもらえるなどが挙げられる。
こういった気軽に救急車を利用する人の増加によって、本当に救急車を必要とする人たちにサービスが行き届かないという事態が起きている。
救急車の有料化には賛否両論ある。
賛成意見としては、有料化によって、気軽に利用する人がいなくなり本当に必要とする人にサービスが行き届くのではないかというものが多い。金額についても数百円程度から数万円程度まで様々な意見があり、また、医師の診察後に一時お金を払い、本当に救急車での搬送が必要な症状だったと判断されれば後から返金する制度にするなど、まだまだ検討の余地はある。
反対意見としては、有料にすることにより、生活に窮している状態の人が救急車を呼べなくなる恐れがあり、人権侵害になるのではないかというものがある。また、有料化することにより、お金を払っているのだからと有料を逆手にとって強い態度に出る人もいるのではないかと懸念する声もある。
こうした様々な意見がある中、2015年5月に開かれた財政制度等審議会で財務省が示した案の中で、「軽症の場合の有料化などを検討すべきではないか」というものがあり、今後本格的に議論されそうだ。



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