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ユーグレナ

ユーグレナ(和名はミドリムシ)とは、微細藻類(藻の一種)で植物と動物の性質を併せ持つ生物のこと。
緑色の体をしており、植物のように光合成を行って栄養分を体内に蓄える事ができ、動物のように細胞を変形させて移動することもできる。そして、人間に必要なビタミン、ミネラル、アミノ酸、カロテノイド、不飽和脂肪酸など59種類のほぼ全ての栄養素を作り出すことが出来る。
このような特徴をもつユーグレナは、大量培養が試みられてきたが、プランクトンが食糧としているため、プランクトンの発生を抑えることのできる無菌状態の環境でしか培養ができず、大量培養は無理とされてきた。
しかし、日本の株式会社ユーグレナが、ユーグレナの酸性に強い性質を発見し、ユーグレナ以外生物が繁殖しにくい酸性の培養液を開発したことによって、屋外での大量培養が可能になった。
ユーグレナは機能性食品、化粧品、環境関連技術など、活用範囲が広い。
先進国の人には栄養を補う栄養補助食品、サプリメントとして、発展途上国などで栄養失調に苦しんでいる人には食料援助の素材としての活用が期待される。
環境技術では、ユーグレナの高いCO2吸収能力に注目し、2010年10月に住友共同電力壬生川火力発電所から発電の際に排出されるガスを使って、ユーグレナを培養し、二酸化炭素の排出量を軽減する実証実験及び共同研究が開始された。



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