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流域住所

流域住所とは、川を軸にして考える住所のこと。
通常、住所といえば行政が作成した都道府県と市区町村、番地などから構成されているが、川の流域を軸に住所を考える。
雨の降る大地は、すべて川の流域という単位に区分することができ、しかも重複や例外がないので、流域間の境界線をたどれば、誰でも流域住所を確定できる。
大雨が降った時に、降っている場所が遠かった場合、行政単位の地名を言われてもなかなか自分の危険と結びつけて認識しづらい。しかし、自分の住んでいる場所がどの川の流域にありるか知っていれば、その川の上流で大雨と言われれば危険ということを認識できる。温暖化の影響で自然災害が増えているので、自分の流域住所を確認しておくことで自然災害への備えになる。
流域住所の考え方は慶応大学の岸由二教授が提唱している。
行政的な地図が単独支配するいまの地図文化に対して、生命圏の自然の単位を表す流域地図を対置して、行政地図と流域地図の二元的な活用を主張している。こうした活用の仕方をすることによって、個人の防災対策のほかにも河川の氾濫による洪水対策や、生物多様性の危機回避が行政地図で行うよりもより効率的に進めることができる。



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