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砂防ダム

砂防ダムとは、土砂を貯めることを目的としたダムのこと。
災害防止と、下流にある貯水ダムの堆砂を防ぐためのもので、高さ約7m以上のものを砂防ダム、それ以下のものを砂防堰提という。
土砂を貯める事や、貯砂量の10~50%の土砂を一時的に貯え調整したり、河床勾配を緩くして河の侵食を防ぐなど、土砂の流出制御に用いられている。
土砂がいっぱいになってしまった砂防ダムは、ダムの底に堆積した土砂を取り除くことで機能が回復するが、実際はこの作業を行わずに上流に新たに砂防ダムが築かれることが多い。
砂防ダムの設置は、山からの土砂の流失を防ぐので、海岸線の浸食、海の生物への影響など自然環境への影響も大きいため設置には慎重な検討が必要となる。
2014年に広島市で起きた土砂災害では、75か所で土石流が発生した。しかし、この他7か所でも起きており、砂防ダムによって土砂の流出が食い止められていたことが後の調査で判明した。土石流が発生した75か所には砂防ダムが設置されていなかったということで、広島県では土砂災害が予想される個所に設置を検討している。



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