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PM2.5

PM2.5とは、大気中に浮遊している2.5μm以下の非常に小さな粒子のこと。
1μmは1mmの1千分の1。環境省が従来から環境基準を定めて対策を進めてきた10μm以下の粒子である浮遊粒子状物質(SPM)よりも小さい。環境省が人の健康の適切な保護を図るために維持されるのが望ましい水準としているのは1年平均値15μg/m3以下、かつ、1日平均値35μg/m3以下である。
PM2.5は小さいため気管を通過し肺の奥深くまで入りやすく、肺疾患など呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が心配されている。
PM2.5は特定の物質を指すものではなく、物の燃焼などによって直接排出されるものと、硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)、揮発性有機化合物(VOC)等のガス状大気汚染物質が、主として環境大気中での化学反応により粒子化したものとがある。
発生源としては、ボイラー、焼却炉などのばい煙を発生する施設、コークス炉、鉱物の堆積場等の粉じんを発生する施設、自動車、船舶、航空機等、人為起源のもの、さらには、土壌、海洋、火山等の自然起源のものもある。
2012年から、中国でPM2.5を含む大気汚染が深刻となり、2013年春、偏西風に乗って日本にもPM2.5が飛来し、環境基準値を超える自治体が相次いでいる。日本では花粉症の季節と重なり、喘息など気管疾患や花粉症などの重症化、乳幼児や高齢者への影響が心配されている。



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