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エキノコックス症

エキノコックス症とは、エキノコックス属条虫の幼虫が体内に寄生することで起こる疾患のこと。
自然界ではキツネや野ネズミに寄生している。エキノコックスに寄生された野ネズミを食べることでキツネが感染し、キツネの腸で成虫が産卵する。そして、キツネはエキノコックスの卵とともに糞を排泄する。
人間への感染は、エキノコックスの卵が混じった糞に汚染された山菜や沢の水を直接口にしたりすることで起こる。主に肝臓に寄生するが、肺臓、腎臓、脳に寄生することもある。すぐには自覚症状が現れず、数年から10数年の潜伏期を経て、上腹部の不快感や膨満感が現れ、しだいに肝機能障害に伴うだるさや黄疸等の症状が現れ、放っておくと肺や脳に病巣が転移したり、命にかかわることもありる。このため、感染症法では、エキノコックス症を4類感染症全数把握疾患に指定 し、全患者発生例の報告を義務付けている。
なお、人間から人間への感染はない。



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