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ショートニング

ショートニングとは、植物の油を主原料として製造された食用油脂のこと。
無味無臭で常温で固形または半固体状になる。
サクサクとした軽い食感を出すことができるためクッキー、ビスケット等の菓子類やファストフード、外食産業でも揚げ物用の油としての調理に多く使われている。また、安価で日持ちが良くなるためアイスクリーム、パン、にも含まれている。
しかし、ショートニングに15%程度含まれているトランス脂肪酸が問題となっている。
トランス脂肪酸は過剰に摂取により、心疾患、認知機能の低下、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、花粉症、不妊症の可能性が疑われている。さらに母乳を通しての乳児への影響も心配されている。
こうしたことから、トランス脂肪酸の摂取量について、FDA(アメリカ食品医薬品局)やWHO(世界保健機関)では、1日に摂取する総エネルギー量の1%未満としている。(※1日の総摂取カロリーが2000kcalとした場合、ショートニングのトランス脂肪酸含有量を15%で計算すると、ショートニングの摂取量は約14.8g未満)
アメリカやEUでは、ショートニングの含有量表示の義務化や食品に使ってよい量の上限を定めるなどの規制を行っおり、トランス脂肪酸を使った商品を提供している会社に対する訴訟も起きている。
日本では、日本人のトランス脂肪酸の1日に摂取する総エネルギー量の平均摂取量が0.3%程度とアメリカの2.6%、EUの0.5~2.1%と比べて少ないため、健康への影響は少ないとされ、特に規制はされていない。
現代人の特に若年層ではファストフードや菓子パン、菓子類の摂取量が多いことから、トランス脂肪酸の摂取量が1%を超えている可能性がある。しかし、そもそも脂質の摂り過ぎはトランス脂肪酸に限らず体に悪影響があるので注意したい。



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