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バルサルタン

バルサルタンとは、高血圧の治療に使われる血圧降下剤のこと。
製薬会社ノバルティスファーマが販売したバルサルタン(商品名ディオバン)の2009年に発表された臨床試験の論文が実際の効果よりもよい方向に誇大して書かれていたことが、薬事法違反にあたるため、厚生労働省に刑事告発さる見通しとなった。
臨床試験は、バルサルタンに血圧を下げるだけでなく、狭心症や脳卒中の予防などの効果についても調査された。試験は、国内の5大学が実施したが、データ解析などにはノバルティス社の社員もかかわっていた。
ノバルティスファーマは合計で11億円余の奨学寄付金を5大学に提供しており、狭心症や脳卒中の予防にも効果があるとする臨床試験の論文を宣伝に使い、バルサルタンは売上を伸ばしていた。
大学側は、論文が認められれば研究者の業績となり、製薬会社は薬の売り上げが伸びることから、大学と製薬会社の間に癒着がなかったかどうかが疑われている。



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