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ホルミシス効果

ホルミシス効果とは、ある物質が高濃度あるいは大量に取り入れた場合、本来は有害に働くが、低濃度あるいはごく少量に取り入れれば逆に生物にとって健康面にプラスの効果があること。
アメリカの航空宇宙局NASAの委託を受けたミズーリ大学生命科学のトーマス・D・ラッキー博士が研究し1982年に提唱した。
この研究は、宇宙飛行士が宇宙から帰った後に受ける健康状態の精密検査で、地上にいた時よりも宇宙空間で大量の放射線を浴びたにもかかわらず、帰還後の検査の数字が宇宙へ行く前よりも良くなっていたことをきっかけに始まった。
研究の結果、高レベルの放射線は人体に有害であるが、宇宙飛行士が浴びる地上の100倍程度の低レベル放射線は、有益であるとい「放射線ホルミシス」現象を発見した。
それまでは放射線はどんなに微量でも有害とされていたが、これは、DNA修復力を持たないショウジョウバエで実験された結果をもとに提唱されていたものだった。しかし、人間にはDNA修復力があり、放射線が破壊するDNAの量を修復機能が上回れば、DNAは修復され、修復機能は向上する。また、修復機能で修復しきれなかったDNAも、がん抑制遺伝子によって破壊されるため、異常細胞が残ることはない。



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