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メラミン

メラミンとは有機窒素化合物の一種でホルムアルデヒドやメラミン樹脂の主原料のこと。メラミン樹脂は、食器やスポンジなどに使われるため、わりと身近に存在している。
中国では乳製品の需要増加に生産量が追いつかず、生乳を酪農家から買い上げて乳業メーカーに売る「集乳ステーション」の業者が、水で薄めるなどして量を多く見せていたが、水で薄めると脂肪分やタンパク質、ミネラルなどの成分検査に通らないため、タンパク質の量を多く見せるために、タンパク質と同じ窒素原子を多量に含むメラミンを混入していた。
メラミンは本来、毒性が低く取り扱いも簡単で安全な物質である。しかし、口から体内に摂取されるとなると別問題で、膀胱結石や腎不全を起こす可能性がある。米食品医薬品局(FDA)の安全性評価によると、メラミンの一日耐容摂取量は、体重1キロ当たり0.63ミリグラムといわれており、中国ではこれを上まわる量を摂取した乳幼児5万人以上に被害が出た。
日本でも、中国から輸入した牛乳を原料とした製品にメラミンが含まれている恐れがあるため、丸大食品などが対象製品の自主回収を行った。



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