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三位一体改革

【三位一体改革】さんみいったいかいかく
国と地方の税・財政に関する改革のこと。
国から地方への補助金と地方交付税を減らし、その代わりに、地方税として取れる税金の項目(税源)を増やしてあげること。

11月19日の日経新聞によりますと、2006年度までの国と地方の税財政改革(三位一体改革)の基本方針が固まった、とのことです。

(※「補助金カット」「地方交付税カット」⇔「税源移譲」が三位です。)

政府と与党は、約3兆円の国から地方への補助金を削減し、同額程度の税源を、地方に移譲する、という基本的な枠組みを作りました。(地方交付税については、まだ、あまり決まってなさそうです。)

かんたんにいうと、国から補助金を受けていれば、地方は、お金をもらっている以上、国の言う事を聞かなければなりませんね。
これでは、地方による自治の実現が、妨げられてしまいます。
国からの不要なコントロールを除外したい訳です。

また、地方の財源不足を補う「地方交付税」は、もともと「困ったから助けて~!」という地方のためにお金を渡す制度ですから、地方の甘え体質を増長します。
だから、そういう依存度を低めて、そのかわり税源を地方に委譲するから、自分達でがんばって税収を上げなさいよ、という意味もあります。

ただ、このようにすばらしい理念を持った改革も、それまでの旧制度で既得権益を享受していた政治家さんたちが抵抗したりして、やっぱりなかなか進まないのですねえ。。。(ため息)

今回の改革、大変ではありますが、現政府の実力を図る上でも、非常に注目をしていきたいところです。

また、三位一体改革は、私たちの暮らしに身近な、福祉・教育・公共事業に大きな影響をもたらしますから、成り行きをしっかりと見守っていきましょう。



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